2010年02月07日
水屋修理
こんばんは、今年は非・会員開発委員会・万年委員です。
また、会員開発委員会に戻る事はあるのでしょうか???
で最近、水屋修理をしたので投稿しときます。
去年の秋にツレの会社に行く機会があり、「そーゆーと、古い家具とかも興味あるんちゃいましたっけ?廃棄しようと思ってる古い家具ありますけど、見てみます??」と言われて、
「はいっっ!!」っと、JCではアリエナイほどの積極的な返事をして家具を見せてもらいました。
初め見たのは茶箪笥で、「捨てるんで、必要なら持って帰ってくださいよ。廃棄にもお金かかるんで・・・」と言ってもらったので、アリガタク貰う事にしました。で、車に積み込もうとしていたら、2つの家具の表面同士を付けて、裏面を見せている他の家具が置いてあるのが見えました。
裏側を見た瞬間に「一間の水屋や」とピーンときて、「これも破棄するの?」と聞くと、「ボロボロですし当然捨てます」との事。が、あいにく乗ってきている車がステーションワゴンで水屋を載せるのは無理っっ「日を改めて貰いに来るわ」と言って、その日は茶箪笥だけ積んで帰りました。
で、数日後に電話すると「マジで必要なんすか??冗談で言ってるのかと思ってましたわ。ホンマにボロボロですけど、それでいいなら取りに来てください」との事でしたので、引き取りに行ってきました。
「ありがとう、k君」
で、貰ってきた水屋ですが、これです。
手前が上段で、奥に見えるのが下段ですが、下段の底板、背板が腐って外れてます。
これは、京水屋の弱点で、こんな具合になってしまっている水屋がよくあります。本来、水屋の下段には味噌や漬物樽等の湿気が多い重量物を収納する場所なのですが、重量物を底板1枚だけで支える構造に問題があります。湿度も高ければいずれは朽ち果てて当然と言えます。
そこで修理をするのですが、せっかくの水屋ですから修理する材料も合板等使いたくありません。初めは、もともと使われていた部材を使用しての修理も考えましたが、あまりにも程度が悪かったので新造する事にしました。
木目を考えると「杉」など良いのですが、いかんせん杉は柔らかいので杉は背板に使い、底板は他の木材にしました。
こういった無垢材の薄板等はホームセンター等では取り扱っておらず本来なら困るのですが、心強いツレがいて
「水屋直したいし、こんなサイズの板が欲しいねんけど・・」と電話したら用意してくれます。
「いつもおおきに、N君」(昨日も一緒に10人ほどでホームパーティーしてました)
このツレは面白い奴で、材木倉庫を所有しており倉庫の中はこんな感じです
この倉庫だけで、中には数千枚の木材があります。他にも倉庫が数件・・・オソロシイ
で、修理の様子ですが、こんな感じです。
構造上、底板は二分位(6mmくらいです)の板しか使えないので、底板の下に四分(12mmくらい)の板を桟を付けて取り付けておきました。
色落ちしてハゲハゲになっている色を合わせて、表面のツヤも出し、他の箇所の不具合も直しました。
しかし、作られてから数十年は経っているにも関わらず各部の寸法に狂いはなく、また、緩みはないのは、相変わらずすばらしい仕事だと関心しました。
今の家具は(家具に限りませんが・・)、数十年後にも使用に耐えるモノ作りはしているのでしょうか・・・・??
さらに、スライドテーブルを付け(構造的に、この板は泣く泣く合板にしました・・)
引き戸に「銅の金網」も付けて仕上げました。(困った事に、こう言った銅製の金網もホームセンターは売ってないんですよ・・京都市内にある金物屋さんに事情を言って分けてもらいました)
イロイロなモノを集めていますが、正直、家具を集めるのはオススメしません。アタリマエですが、場所が必要になります・・・さらにアタリマエですが、そんな広い場所など持っていません・・・
・・・・が、ヤメられません・・・誰か止めてください・・・・聞く耳など持っちゃいませんが・・ウシっ
ちなみに、一間の水屋だけで4本目・・・・
一応、水屋修理が終わったので、次の計画に取り掛かりはじめました。
「MG計画」です。
大宇宙ブラックホール第三惑星 地球侵略部隊 ヒッシー
また、会員開発委員会に戻る事はあるのでしょうか???
で最近、水屋修理をしたので投稿しときます。
去年の秋にツレの会社に行く機会があり、「そーゆーと、古い家具とかも興味あるんちゃいましたっけ?廃棄しようと思ってる古い家具ありますけど、見てみます??」と言われて、
「はいっっ!!」っと、JCではアリエナイほどの積極的な返事をして家具を見せてもらいました。
初め見たのは茶箪笥で、「捨てるんで、必要なら持って帰ってくださいよ。廃棄にもお金かかるんで・・・」と言ってもらったので、アリガタク貰う事にしました。で、車に積み込もうとしていたら、2つの家具の表面同士を付けて、裏面を見せている他の家具が置いてあるのが見えました。
裏側を見た瞬間に「一間の水屋や」とピーンときて、「これも破棄するの?」と聞くと、「ボロボロですし当然捨てます」との事。が、あいにく乗ってきている車がステーションワゴンで水屋を載せるのは無理っっ「日を改めて貰いに来るわ」と言って、その日は茶箪笥だけ積んで帰りました。
で、数日後に電話すると「マジで必要なんすか??冗談で言ってるのかと思ってましたわ。ホンマにボロボロですけど、それでいいなら取りに来てください」との事でしたので、引き取りに行ってきました。
「ありがとう、k君」
で、貰ってきた水屋ですが、これです。
手前が上段で、奥に見えるのが下段ですが、下段の底板、背板が腐って外れてます。
これは、京水屋の弱点で、こんな具合になってしまっている水屋がよくあります。本来、水屋の下段には味噌や漬物樽等の湿気が多い重量物を収納する場所なのですが、重量物を底板1枚だけで支える構造に問題があります。湿度も高ければいずれは朽ち果てて当然と言えます。
そこで修理をするのですが、せっかくの水屋ですから修理する材料も合板等使いたくありません。初めは、もともと使われていた部材を使用しての修理も考えましたが、あまりにも程度が悪かったので新造する事にしました。
木目を考えると「杉」など良いのですが、いかんせん杉は柔らかいので杉は背板に使い、底板は他の木材にしました。
こういった無垢材の薄板等はホームセンター等では取り扱っておらず本来なら困るのですが、心強いツレがいて
「水屋直したいし、こんなサイズの板が欲しいねんけど・・」と電話したら用意してくれます。
「いつもおおきに、N君」(昨日も一緒に10人ほどでホームパーティーしてました)
このツレは面白い奴で、材木倉庫を所有しており倉庫の中はこんな感じです
この倉庫だけで、中には数千枚の木材があります。他にも倉庫が数件・・・オソロシイ
で、修理の様子ですが、こんな感じです。
構造上、底板は二分位(6mmくらいです)の板しか使えないので、底板の下に四分(12mmくらい)の板を桟を付けて取り付けておきました。
色落ちしてハゲハゲになっている色を合わせて、表面のツヤも出し、他の箇所の不具合も直しました。
しかし、作られてから数十年は経っているにも関わらず各部の寸法に狂いはなく、また、緩みはないのは、相変わらずすばらしい仕事だと関心しました。
今の家具は(家具に限りませんが・・)、数十年後にも使用に耐えるモノ作りはしているのでしょうか・・・・??
さらに、スライドテーブルを付け(構造的に、この板は泣く泣く合板にしました・・)
引き戸に「銅の金網」も付けて仕上げました。(困った事に、こう言った銅製の金網もホームセンターは売ってないんですよ・・京都市内にある金物屋さんに事情を言って分けてもらいました)
イロイロなモノを集めていますが、正直、家具を集めるのはオススメしません。アタリマエですが、場所が必要になります・・・さらにアタリマエですが、そんな広い場所など持っていません・・・
・・・・が、ヤメられません・・・誰か止めてください・・・・聞く耳など持っちゃいませんが・・ウシっ
ちなみに、一間の水屋だけで4本目・・・・
一応、水屋修理が終わったので、次の計画に取り掛かりはじめました。
「MG計画」です。
大宇宙ブラックホール第三惑星 地球侵略部隊 ヒッシー
Posted by innovator at 23:14
│会員開発残党ブログ